『シャルリー』公演 第3部 クロストーク登壇者がやなぎみわ氏と高橋哲哉氏に決定!
『シャルリー』の公演第三部は、作曲家ブルーノ・ジネール(オンライン)とのクロストーク。日本からの登壇者は豪華なこのお二人に決定しました。10/30(土)は、ヴェネツィア・ビエンナーレ日本代表にも選ばれたやなぎみわ氏。老い、ジェンダー、人間の記号化などを題材にした鋭い作品群で日本を代表する美術作家の一人として活躍しています。また1920年代以降のダダイズム、表現主義と日本近代演劇の黎明期を描いた『1924』シリーズほか極めてユニークな視点による演劇作品の舞台演出家としての活動も注目されています。
10/31(日)は哲学者であり東京大学名誉教授の高橋哲哉氏が登壇。20世紀の西欧哲学、とくに『デリダ 脱構築』などの著書によるジャック・デリダの紹介など現代思想の研究で知られる一方、歴史や、教育、憲法、原発、基地問題など、日本における政治・社会の全般にわたり言論を展開し、『記憶のエチカ』『証言のポリティクス』『戦後責任論』『歴史/修正主義』『反・哲学入門』『教育と国家』『靖国問題』『国家と犠牲』『犠牲のシステム 福島・沖縄』など、多くの著書を発表しています。大月書店から出版された日本語版の『茶色の朝』にはメッセージを寄せ、その社会的意義を読み解くインタビュー記事も紹介されています。
どちらのお話も、独自の視点から、『シャルリー』本編に負けず劣らず興味深いものになりそう。日仏逐語通訳入りでお届けします。どうぞお楽しみに!
(左 高橋哲哉氏/右 やなぎみわ氏 (c)Shen Chao-Liang )