「メサイア」は駄作!?革命者ビオンディの確固たる美意識がさく裂するMikikiインタビュー!
『シッラ』はヘンデルのオペラの中でも非常に美しく、
インスピレーションに満ちた、ヘンデルの最高傑作の一つ。
『シッラ』の前にヘンデルのオペラは6つか7つ演奏しているが
『シッラ』は音楽の質が高い。
全体の8、9割の音楽が素晴らしい。
美しさが凝縮されている。
他のヘンデル・オペラでは質の高い音楽はせいぜい5、6割で、あとは慣習的な音楽だから。
「『メサイア』は大変有名ですが、ヘンデルのオラトリオの中では駄作」という、爆弾発言を含む、ビオンディならではの確固たる音楽的信念に満ちたインタビュー。さすがヴィヴァルディ『四季』で世界をあっと驚かせた革命者、ビオンディ。『シッラ』エクストリーム擁護!?が爆発したMikikiの記事。
いやいや。そこにはバロック音楽に生涯をかけて向きあい、数多くの知られざる作品を発掘し、輝かせてきたビオンディならではの美意識があるようです。
「長く残る有名作品がある一方で、消えてしまう作品もあります。けれど、残っているものが質がいいとは限らない。『ジューリオ・チェーザレ』が有名オペラになったのは、タイトルがわかりやすかったり、1950年代に録音が行われたりしたためでしょう。
そもそも音楽史が部分的にしか知られていない。特に20世紀の初めには、良いものがずいぶん失われてしまいました。『シッラ』も初演の記録もなく、忘れ去られてしまった。そのような状況をなんとかしたいのです」
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